カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ お客様の声 サイトマップ
RSS
OFF NOTE CD NET SHOP
off note  DISC AKABANA  Katyusha MISORA RECORDS
〈オフノート/ディスク・アカバナー/華宙舎/ミソラレコード/邑楽舎〉CD通信販売
INFO
TEL 03-5660-6498   MAIL info@offnote.org 
[お支払方法]
郵便振替・銀行振込・代金引換・クレジットカード・コンビニ・電子決済
送料無料

AUR-10 かんからそんぐ 添田唖蝉坊・知道をうたう / 岡大介 小林寛明

おおきなゆめ ちいさなさけび
日本に生まれ日本で育った、日本には僕が知らなかったこんなに素敵な歌があった。音楽があった。うたをつくられた唖蝉坊さん&知道さん、教えてくださった高田渡さん、ありがとうございました。微力ながら僕もあなた方が灯した燈りを絶やさないよう、しっかりと歌い継いでまいります。カンカラ、ラッパ、ジンタの調べに乗せて、あの世の果てまで響きわたれ!ニッポン音楽復興、エーゾエーゾ!! 岡大介

温故知新?! ニッポン独自のネオ・ルーツミュージックの誕生!!
本作「かんからそんぐ」で取り上げられているうたは添田唖蝉坊・知道親子はじめ、大正時代に活躍した演歌師たちの作品です。演歌といっても現在の演歌とは違い、「演説の歌」。当時の演歌師は社会&世相風刺を題材にした唄をヴァイオリンを弾きながら街頭・町辻で歌い流していました。いまでいうところのストリートミュージシャンのご先祖様ですね。先に大正時代の演歌は「今の演歌とちがう」と書きましたが、厳密に申し上げますとスタイルは異なれども底に流れる音律は現代の演歌の祖型。これまた、今の演歌のご先祖様と申せましょう。
また。1960年代、アメリカのフォークソングが我が国につたえられたとき、真っ先にその舶来メロディに唖蝉坊の歌詞を乗せてうたったのが、今は亡き高田渡。つまり、日本のフォークの事始めは演歌をお手本としたのでした。時を経てフォークはニューミュージックへと移り変わり、現在のJ-POPと繋がる日本ポップス変遷史。その源流を辿ると大正期の「演歌」にぶつかります。なにしろ、シンガーソング/ライターの元祖が唖蝉坊はじめ、当時の演歌師たち、自作自演は当たり前でしたから。そう、大上段に申すなら、大正期の演歌こそ、我が国におけるポップスの原点なのです。
とは言え。そのことをこの国の民衆が忘却して久しく、ここに二人の革命児の登場と相成ります。
一人は戦後の物資窮乏の沖縄で使用されていた“かんから三線”、一人はニッポンにただ一つという“ラッパ二胡”を携えて。これがどこぞのアナクロなご老人にあらず。若干20代。彼らにとって「おじいさんたちの代の唄」を気持ちよく歌い始めたのでありました。これがまた、どこかなつかしくて、実に新鮮!
主役の岡大介は吉田拓郎をきっかけに日本フォークに興味を持ち、高田渡を知り、その繋がりで大正期の演歌との出逢いを果たしました。岡は往年の演歌を彼独自のフィーリングを加えることによって、現在でも立派に通用する「今の唄」へと蘇生させています。隣で岡をひたすら、叱咤激励・鼓舞する小林寛明は本邦最大の実力派チンドン集団・ちんどん通信社で5年間の修行を積み、腕を磨きに磨いたスグレモノ。現在は岡の唄にとって、欠かすことができないパートナーとなりました。
さらに。サポートに名手・関島岳郎、中尾勘二等の腕利きを加え、いにしえの演歌にチンドン、昔懐かしいジンタ(ジンタッタ、ジンタッタ…サーカスの音楽ですね)の薫りをそこはかとなく漂わせたりして。嗚呼、実際にこの音楽をなににたとえましょうか。そうだなあ、パリの空の下で鳴っていてもおかしくないような「街頭音楽」といえばいいのかなあ。それとも東欧あたりのブラス音楽……、
ともあれ。今・此処にミュゼットなんかの世界的大衆音楽とも相通ずる、インターナショナル且つこの国独自の伝統に根差した「ネオ・ルーツミュージック」が誕生しました!レディース&ジェントルマン!!おとうさんもおかあさんも、おねえちゃんもおにいちゃんも、どなたさまも乞うご一聴の程をとお願い申し上げる次第です。 2008年作品

「多くの演歌師が鬼籍に入ると共に、数多くの唄を彼岸に持って行ってしまった。
往時の演歌は忘れられる運命にあるのかと、あたしなども躍起になってその紹介に勤めてきた。
だがここへ来て、そうした演歌に接することができた。これはありがたくもあり、貴重な仕事でもある。
このCDに懐かしさは感じるが、古さはない。演者の唄に対する思い入れがそこに反映されているからに違いない。新しい解釈の演歌がここにはある。
それは決して古の唄ではなく、新鮮な唄である。
今、石田一松から桜井敏雄、そして私に受け継がれたヴァイオリンが手元にある。
このCDに触発され、久々にそれを取り出してキ~コキ~コとやっているところである。」 
なぎら健壱(フォーク歌手)

1.東京節
2.ラッパ節
3.お前とならば何処までも
4.ストライキ節
5.港唄
6.むらさき節
7.思い出した
8.復興節
9.浅草唄
10.新どんどん節
11.マックロ節
12.ホロホロ節
13.あきらめ節
14.ノンキ節
15.五月の歌

岡大介 唄、カンカラ三線、ギター 
小林寛明 ラッパ二胡、二胡、ゴロス
関島岳郎 チューバ、リコーダー
中尾勘二 クラリネット、トロンボーン、ドラムス
戸次和歌子 トランペット
熊坂路得子 アコーディオン

ライナーノーツ:林幸治郎(ちんどん通信社)、宗像明将

[試聴]
6.むらさき節:


AUR-10 かんからそんぐ 添田唖蝉坊・知道をうたう / 岡大介 小林寛明

メーカー:off note / Aurasia
型番:AUR-10
JANコード: 4571258156109
価格:

2,200円 (税抜 2,000円)

[ポイント還元 22ポイント~]
購入数:

在庫

在庫あり

返品期限・条件 返品についての詳細はこちら

■ 商品説明

おきなゆめ ちいさなさけび。日本に生まれ日本で育った、日本には僕が知らなかったこんなに素敵な歌があった。音楽があった。うたをつくられた唖蝉坊さん&知道さん、教えてくださった高田渡さん、ありがとうございました。微力ながら僕もあなた方が灯した燈りを絶やさないよう、しっかりと歌い継いでまいります。カンカラ、ラッパ、ジンタの調べに乗せて、あの世の果てまで響きわたれ! (岡大介)

■ 商品仕様

製品名かんからそんぐ 添田唖蝉坊・知道をうたう / 岡大介 小林寛明
型番AUR-10
JANコード 4571258156109
メーカーoff note / Aurasia
製造年2008年

関連商品

購入数

AUR-20 かんからそんぐ2 詩人・有馬敲をうたう / 岡大介 小林寛明

2,200円(税抜 2,000円)
第一作で大正演歌の世界に真っ向から挑み、いにしえの唄に新風を吹き込んだ岡大介と小林寛明。今回の新たな挑戦は高田渡不滅の名盤『ごあいさつ』で「年輪・歯車」「値上げ」等の自作詩を提供していた詩人・有馬敲の世界。現代詩壇でも高い評価を得ている作品をあつめて一枚に。書生節、現代詩を「いまの唄」として唄声の中によみがえらせようとする若き歌手と楽士の飽くなき挑戦に大きなご声援を。
購入数

AUR-21 かんからそんぐ3-籠の鳥・鳥取春陽をうたう / 岡大介

2,200円(税抜 2,000円)
いにしえの唄の数々をいまにつたえる〈かんからそんぐ〉シリーズ第三弾は辻の演歌師から身を興し新興舶来音楽ジャズの手法を換骨奪胎してこの国大衆に見合う歌謡を創出した稀代の音楽家鳥取春陽の世界に若き唄うたい岡大介が真っ向から挑んだ意欲作。 プリミティブな書生節と和製ジャズに表象された初期モダーンの両極に跨がる巨星・鳥取春陽の世界が岡大介の歌声で鮮やかに甦る。
購入数

AUR-28 かんからそんぐ4 添田唖蝉坊生誕一五〇年記念 / 岡大介

2,200円(税抜 2,000円)
日本の「演歌」とは何か。美空ひばり?北島三郎?演歌の元祖は庶民の叫びを歌い続けた添田啞蟬坊。令和の今も演歌の魂をカンカラ三線一本歌い継ぐ!待望の「かんからそんぐ」第四弾はカンカラ三線弾き唄いによる添田唖蝉坊特集。大正の御代に自由を先触れた不逞の歌の数々が時代閉塞の現在にでっかい風穴を穿つ。
購入数

AUR-25 にっぽんそんぐ~外国曲を吹き飛ばせ~ / 岡大介 武村篤彦 仲井信太郎

2,200円(税抜 2,000円)
日本のフォークが好きだった…。50年ぶりの唄の復権。沖縄戦後の即製代用楽器・カンカラ三線一挺で明治大正時代の由演歌を見事に現代に蘇らせた岡大介。本作はのカンカラ三線をギターに持ち換えて、「フォーク」自らの原点に回帰する。武村篤彦、仲井信太郎ら、気の合う仲間たちの力を借りて満を持して放つ岡大介待望の初自作集が四作目にしてついに登場!
購入数

AUR-12 Our Aurasian Things! / VA [2CD]

2,200円(税抜 2,000円)
オフノート初のコンピレーション。参加者は東京・名古屋・京都・大阪・沖縄・台湾と広範囲におよび、20代から70代までの三世代が同居。内容も唄モノありインストありとさまざま。多くは新録音だが、その中に未発表音源や超レア音源、先に逝った人の記録が混じっていたり…。「いま」を基点に時制を自由に飛越しながら描き出そうするぼくたちの音楽響和国。気鋭の音楽家たちが描き出した35の音楽未来図。

ページトップへ