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記忘記 note/off note 2020-01-22


日々の泡

昨年9月、久々におこなったオムニバスライブ『都市のおとーコオロギのウタウタ、ウ 古藤只充×小暮はな』(東中野ポレポレ坐)は当日の動員数こそ若干寂しかったが、世代の異なる唄うたい二人の唄がそれぞれに強い印象を残す充実した内容となり、主催者としては大いに満足だ。従来の出演者多数によるめまぐるしいオムニバス形式の趣向を改めて出演者を二組に絞ってじっくりと唄に向き合えるようにしたのが功を奏したとおもう。が、何と言ってもいちばんうれしかったのはこのささやかな唄会のために、全国各地から遠路遥々駆けつけてくださった方が何人もいらしたことだ。日頃、居ながらにして何でも鑑賞できてしまう東京という場所の不毛さ(唄にとっての)を呪っていたわたしだが、こんな「手作り」なら悪くないなと感じ入った次第である。たとえすこしずつでもいいから「唄がある佇まい」を死滅しゆく風都市(かぜまち)の風景のなかに定着させ、反復する日常の連続のなかに束の間あらわれた蜃気楼かたまり場のように「be in 出会いの場」をくっきり・おぼろに浮き立たせていけたらとおもう。で、この小さな試みをあらたな「唄の生成」と「出会いの場」にするべく「定期」化しようと心に決めた。今後は昨年と同じスタイルで、毎回演者は二乃至三組くらい、できれば同じ会場(中植さん、よろしくお願いいたします)で継続していきたい。出演者は前回登場いただいた古藤只充さん(対馬)、小暮はなちゃんを含め、鈴木翁二さん、giingoo(北海道)、オクノ修さん、下村よう子ちゃん(京都)、いとうたかおさん、ツクモク(名古屋)、石垣勝治さん(沖縄)、田中亜矢さん(広島)等々、ご迷惑かもしれないが地方在住の新旧唄うたいにもお声をかけたいとおもっているのだが(むろん、東京の唄うたいにも)。録音も残そう(エンジニアは当然、アコースティックの職人・石崎信郎さん)。いつかはオムニバスアルバム『都市のおと』(10枚組くらいのボックスセットになってしまうのかな)にまとめて「おおきなうた」「大きな絵」を大空いっぱいに描き出してみたい。なるかならぬか、唄ひとつでどれだけの「出会い」ガ可能か、そして、都市(まち)の彩りがどれだけ変わってみえるか賭けてみよう。まずは隔月ペースで、春くらいからスタートします。本会へのみなさまの熱き声援と絶大なるご支援を切に乞うものです。 2020.1.22

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