記忘記 note/off note 2021-03-03
寄贈三巻
知人・中村ゑみ子さんより新刊『游魚NO.8』をご寄贈いただきました。どうもありがとうございます。本誌は惹句に「言葉とヴィジュアルの交差」とある通り、文学と美術の接点を多層的に模索する誌面になっていて毎号興味深く拝見しております。個人的には20代のころお世話になった異端の国文学者・松田修先生の遺稿と資料で構成された「松田修コレクション」と恩師・松田修先生と亡夫・中込重明さんとの交流・思い出を綴った中村ゑみ子「根の国に送る」二つの連載に注目し毎号楽しみにしてきました。中村さんの連載は今号が最終回とのこと、謹んで拝読させていただきます。
友人のデザイナー・田中芳秀さんよりご自身が装丁を手掛けた細田成嗣著『AA 五十年後のアルバート・アイラー』(カンパニー社)をご寄贈いただきました。遅ればせながらどうもありがとうざいます。没後50年のアイラーが私たちに語りかけるものはきっと多いはず。 この巨大なゴーストとじっくり語り合いたいと思います。
青林工藝舎・手塚能理子さんより畏友・上野茂都さんの新刊『個展物語』を寄贈いただきました。どうもありがとうございます。本書は全編語りおろし。上野節・語りの妙味をたっぷり堪能させていただきます。
2021-03-03 18:48