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記忘記 note/off note 2021-07-09


魂の、ギターをとって弦をはれ

昨年「今日」のおろかなつぶやき(というか呪詛)に若干加筆修正。私たちを取り巻く過酷な情況は一年まえよりさらに酷く、熾烈さを究めているがならば一層、あらゆる困難と障害を薪にして魂の炎に焚べよう。高く低く唱いながら。それからおもむろに、ギターをとって弦をはれ。世界の声に共鳴するように。2021.7.9

6時5分強い揺れ。いっぺんで目が覚める。これも何かの予兆か。大規模な大雨洪水災害(被害地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます)。打ち続くコロナ禍での経営破綻や経済苦。医療崩壊・教育現場の混乱。政治汚職。為政者よ、巷に充ち溢れる庶民大衆の悲嘆と怨嗟の声を聞け。

「震災」のときに見た悪夢。そこから逃れようと闇雲に投じた一票。待ってたのはさらなる悪夢と深い絶望と怒り。現政権はこの国のハードもソフトも滅茶苦茶にしてしまった。そう、国土も言葉も歴史も教育も人も悉く。夢を他人任せにした代償(ツケ)がこれか。やはり自分の夢を見なければダメだ。明日の夢を悪夢に変えないためにも。

この国の精神風土にこびりついた「長いものには巻かれろ」式思考が現在の一党独裁を容易にしているのはまぎれもない。長いものに縛られたら足を使え。奴隷たちの抵抗と叛乱・武闘と舞踏の分かち難きあのカポエイラのように、蝶のように舞い蜂のように刺せ。武闘がダメなら文闘がある。五体を拘束されても唇には歌があるだろう。言論が圧殺されても思考の自由は残る。「自由になろうとする自由」だけは誰にも干渉されずに魂の裡にある。魂に一点の星火があればは万波を喚び、かならず燎原を焼く。We Shall Overcome.諦めさえしなければ、わたしたちはきっと勝利するだろう。そう、屈し・負けなければ最期にかならず勝つのだ。2020.7.9

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