記忘記 note/off note 2021-10-12
LABOREMUS!
さる方のリクエストで本日よりもう一度オフノート作品をカタログ順に毎日一作ずつ紹介することにした。長引くコロナ禍の中であらゆる既成の価値観が変更を迫られているが変えてはならないもの伝えていかねばならぬものもある。それは同時代の記憶であり音楽・歴史のオフノート。さあ何度でも始めよう。
過日偶然観た『徹子の部屋』での加山雄三氏は印象的だった。昨年発症した誤嚥と小脳内出血による軽度の言語障害で会話は少々もどかしそうだったが「音楽と出会えた幸せ・音楽と共にあることの救いと感謝」を実感こめて語っていた。氏がしみじみ歌う『旅人よ』にはじめて感動する。
又・中国のレコード店から取引の打診。メールを交換して常に感じるのはかの国の誰もが慎み深く友好的なことだ。今さらながら故意に歪められ流通する中国像に違和感を抱かずにはいられない。同様のことは韓国の友人たちとの交流でも感じた。とまれ笑顔で門戸を開いてくれる大人の振る舞いに感謝したい。
2021-10-12 20:24