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記忘記 note/off note 2021-10-13


流れるままに…

ひさしぶりに沖縄音楽・地元マルフクレコードのものばかりを聴いて涙がとまらなくなった。普久原恒勇&マルフク一統の紡ぐ不易流行の律呂と創唱は沖縄の人と風土に馴染んで悠久の相渉譜を奏でる。唄が大衆と共にあることの奇跡。我々が失地に回復せねばならぬもの。もう一度一から学び直そう。

毎日同じ道を歩きながらロバートワイアットの言葉を反芻する「俺は究極のミニマリストだ。何もしない」。彼が車椅子生活者だけに一層哀切に響くが楽天的な言葉もある「何もせず日がな釣糸を垂らしてるのさ」。ならばコロナ河真ん中に小舟浮かべ釣糸垂らして深層から何が浮かびあがるか待つのも楽しいか。

10年ほどまえか。チェロ奏者・トリスタンホンジンガーが某酒場で居合わせた音楽家たちと即興演奏したときのこと。演奏の途中で店主が一言「長いよ」。トリスタンは色をなして猛抗議「音楽は自然に始まり終わるものだ」。花や嵐・行く雲流れる水のごとく音楽もまた現れては消えてゆくものかと覚る。

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