記忘記 note/off note 2018-12-09
風の言葉と水の音楽
本日は風の音楽家・篠田昌巳さんの命日(1992年12月9日)。篠田さんが突然逝って早26年、時の流れは年々、月々日々に水嵩を増していくように感じられてなりません。気が付けばオフノートも来年で発足25周年、四半世紀の区切りを迎えます。このへんで「原点」にたち還っていまいちどスタンバイしなければならないでしょう。一陣の風になって時代を、街を吹き抜けてゆくこと。そして、川を流れる水のごとくねむらずに、無意識の大海目指して滔々とどこまでも流れてゆく。風と水の呂律を一人びとりの心の奥墳(おくづき)に喚び起こしつつとどけてまいりたい、そうねがっています。所詮「祭り」には一切縁のない運動体ですが、一人の心に火を灯し魂を鼓舞する「いのちのまつり」ならできるかもしれない。「微力なんだよ、でもやっていくんだよ」風の言葉を携えて。そう、まだまだやること・やれることがきっとあるはずです。この「反射する道」を往こう、「アジールのマーチ」を空と大地に力いっぱい高らかに轟かせながら「1の知らせ」が指し示す方へ。 2018.12.9
2018-12-09 23:19