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記忘記 note/off note 2019-02-07



『たまの本』という未来記

本日、大工哲弘・知久寿焼ジョイントライブ「春節のかりゆし2019」(代官山・晴れたら空に豆まいて)。昨晩、大工哲弘さんからメールを頂戴する。

「明日の知久くんとのツーマンライブは竹中労や神谷が取り継いだ縁、感謝しつつ、思い切り遊びたいと思っております」

おっと、忘れちゃいけない。大工哲弘とたまの出会い、その種子を蒔いたのは竹中労さんだ。晩年の竹中さんが、積年抱えていた思想テーマの全てを抛って取り組んだのが『たまの本』。竹中さんは最期の最期に南島歌謡と同時代音楽を命懸けで繋いでくれたのだ。魔王・竹中労の神通力で中央線は宙を飛んで南の島に運ばれていっただろ、というのは冗談だが、竹中さんはこの本を通じてあとからやってくる「小さき者」たちにしみじみと語っておきたかったにちがいない。現在と未来への渾身のメッセージとして。そして、『たまの本』は竹中労最後の著書となった。おれなんか、何もしちゃいないよ。竹中さんが蒔いた種子が熟れて、落ちたその実を拾っただけだ。けれども、縁と縁とが結ばれ、星と星とが出遇って綴られてゆくのがわが同時代音楽であり未来のモノガタリなのだから、今日のことはおれたちの同時代ノートの一頁に特筆されるだろう。本夕外せない所用あり、たいせつなライブに顔を出せずに残念。が、きっとまたどこかで会えるだろう。おれたちの「未来記」はまだまだ序章の助走、はじまったばかりだ。 2019.2.7

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