記忘記 note/off note 2019-04-15
日々の泡
CDが売れなくなって久しい。本はもっと売れないそうな。ならばこの二つを掛け合わせてみてはどうかと思いついた。最近さる恩人からCDブックの可能性を打診されたのだが同時に記憶の底に大事にしまっておいた企画のいくつかがむくむくと首をもたげてきた。わが同時代音楽CD叢書の契機になるかもしれぬ。
いまや経済的マイナス要素のCDと本を掛け合わせたらプラスに転じるかもと書いたが「CDブックなら巷に溢れてるぜ」という声がすぐ聞こえてきそうだな。そりゃそうなんだがこいつはちとちがうんたな。従来のCDブックを表現場に変えて音と言葉が相乗しながら響き合う創造的空間〈CD×BOOK〉というのはどうか。
2019-04-15 22:23