カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ お客様の声 サイトマップ
RSS
OFF NOTE CD NET SHOP
off note  DISC AKABANA  Katyusha MISORA RECORDS
〈オフノート/ディスク・アカバナー/華宙舎/ミソラレコード/邑楽舎〉CD通信販売
INFO
TEL 03-5660-6498   MAIL info@offnote.org 
[お支払方法]
郵便振替・銀行振込・代金引換・クレジットカード・コンビニ・電子決済
送料無料

記忘記 note/off note 2019-04-18



本日も飽きずに一年前のMEMO。一年前だって今日だって変わらず、五郎さんはどこかでうたっているにちがいない。つい昨日もFBタイムラインに、大阪・新世界路上で満面の笑みを浮かべてギターを弾くお元気そうな一枚を見つけてにっこりしたばかりだ。「フォーエヴァーヤング」の謂いは齢を重ねるごとに若返ってゆくこの人の生き方にこそ相応しい。生涯フォーク歌手・中川五郎は今日も「生きるための歌」をうたいつづける、この事実だけで十分。歌に込めた同時代へのメッセージから大きな勇気を受け取ることができる。五郎さんとはしばらくお会いしてないが、明後日20日になればきっと再会できるだろう(藤村直樹記念 「君こそは友」京都拾得)。ちょうど一年ぶりになるのかな。もし時間がゆるせば、久々にグラスを傾けてゆっくり語り合えたらいいな。 2019.4.18

MEMO ぼくが死んでこの世を去る日 2018

ここ数年の中川五郎さんの精力的な活動には目を瞠るもののがある。ヒマなときに何気なく「友人」たちのFBタイムラインをながめているとかならず、ライブハウスで、ホールで、酒場で、集会所で、あるいは街頭デモで、五郎さんがどこかで歌っている様子にぶつかる。齢六〇を超えてなおも衰えぬ気力、歌に対する飽くなき情熱、その気魄にはただただ圧倒されざるを得ない。端から見れば暴挙にも見えるこの仕儀は、「ネバーエンディングツアー」、命尽きるまでツアーをつづけることを宣言したボブディランに倣ったのだろうか。それともう一人、やはり亡くなる寸前まで歌いつづけて天寿を完うしたピートシーガー(2014年逝去・享年94)の「デンジャラス・ソング」「歌わずにはいられない」精神が脳裏にあったのか。その晩年を訪ねた五郎さんは、フォーク・レジェンドのなおも燃え盛る不屈の闘志に深い感銘を受けたというからその出来事が大きなきっかけになっているのは想像に難くない。五郎さんが歌いつづける理由は他にも求められるだろうが、ともあれ、中川五郎が自身の定命を勘定にいれながら唄の旅に棲んでいるのはまぎれもない。その並々ならぬ決意と潔さが、世代やジャンルを超えて大きな共鳴を呼び、FBタイムラインに溢れているのだ、きっと。そして、中川五郎の歌に対する決意の深さを推し量る格好の一枚として本作はあるとおもう。中川五郎はこのアルバムの中で自身がこれまで辿って来た険しく困難な道のりを振り返り、さらにつづくだろう途を変わらずに歩きつづけてゆくことを思い定めている、何人もの同時代の死を乗り越えて。現在もたゆまず歌いつづける中川五郎にとって、本作は旅の一里塚であったかもしれぬ。が、この道標には中川五郎の行き先がしっかりと標されているはずである。なんと標してあるか、ぜひお確かめいただきたい。中川五郎は歌いつづけてゆく、今日も明日も。『ランブリンボーイ』の一節。「いま祈る 流れ者 あいつに 幸あれと / いま祈る 流れ者 この旅に 幸あれと」2018.1.10


コメント

[コメント記入欄はこちら]

コメントはまだありません。
名前:
URL:
コメント:
 

ページトップへ