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記忘記 note/off note 2019-10-13


日々の泡

友人や知人にわが窮状を訴えたとき、「好きなことをしているのだから不満や苦情を言ってはいけない」とは決まって返ってくる常套句だが、「好きなこと」の内実がいっかな終らない「苦行」に転じてしまったらどうだろう。表現の場合(取り分けてわたしが身を置く音盤制作という経済行為と不離の表現場ではことさら)、スポーツなどとは異なって勝敗という導き出されたり与えられる結果がない。最終目標は「ベスト8」とか「金メダル」ということはあり得ないのである(昨日のラグビー、スコットランド戦の闘いぶりは昂奮させられたし実に感動的だったが)。だとすれば、表現というものの多様性と可能性(不可能性)を勘案し模索しながら「好きなこと」の内実に不断に問いつづけこだわらねばならぬ。「好き」を「嫌い」に変質させないためには「辞める」選択肢もあるのだと考え進めて、すこし気が楽になった。どこまで突っ走っても先のゴールが見えないのは辛いけれども、いつ辞めてもいいのならもうすこし、否、まだまだ走れそうだ。どうやら人間ってやつはいつずっこけてもいい与件があれば、却ってずっこけないものらしい。誰に言われたからでもない、この先は自分で決めた途だから。結論はなんだかアントニオ猪木の決め文句みたいになってしまったけれども、そうおもいはじめている。「さあ、出発しよう! 悪戦苦闘をつき抜けて! 決められた決勝点は取り消すことができない」 (『大道の歌』ウォルト・ホイットマン のうたえる)  2019.10.14

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