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AUR-12 Our Aurasian Things! / VA [2CD]


Sketches of Aurasia.
ぼくたちのカラダの奥底でねむりつづける詩と音の響和国。
無限に広がりつづける夢まぼろしを追い求めて。
気鋭の音楽家たちが描き出した35の音楽未来図。

オフノート発足以来、初のコンピレーションアルバム。
これまでのコンピ盤にありがちのありきたりなショーケース、カタログ的な音楽の扱い方を排しながらも採用したコンピレーションアルバムという手法。が、本作の音楽はコンピレーションという態様でしか、けっしてあらわすことができなかっただろう。それはぼくたち自身が場所と時間を越えて音楽と人とを「繋いでゆくこと」の重要性を日増しに痛感しているからにほかならない。マスメディアが十年一日のごとく流布してきた世代/ジャンルという人間(あるいは音楽)を寸断する手法に拮抗し、人間相互の信頼関係を速やかに回復し、将来に亘って、ぼくたち自らの手でなさなければならない、新しい人間と音楽のネットワークを実現するために。
今回は主に近年、レーベル活動の中で出逢った若手音楽家たちを中心に据えて起用、要所要所をオフノートゆかりの中堅&ヴェテランたちがしっかりと締めてる構成。結果、初コンピは図らずも20代から70代までの青・壮・老三世代が同居するかたちとはなった。また、アルバム参加者の活動拠点も各々、東京・名古屋・京都・大阪・沖縄・台湾と広範囲におよび、このセレクトはこの14年間のオフノートの歩みを無言のうちに語っているかのよう。楽曲も唄モノありインストあり、バラエティに富みながら一本筋が通っている。また、ほとんどが新録音の中にぽつんと未発表音源や超レア音源や先に逝った人の記録が混じっていたり。そう、「いま」を基点に自制を自由に飛越しながら描き出そうとするぼくたちの音楽響和国……。
ぼくたちにとって本作は、過去・現在・未来を繋ぐ運動の予行演習・音楽家一人びとりがそれに堪えうる主体かどうか、その試金石の役割をも担っている。CDという小さな銀盤のなかにできるだけたくさんの思いや夢を詰め込んだ。「えいやっ!」とばかりに持てる力を総動員して一所懸命作った。2CD、所要時間2時間20分強。提供楽曲について演者自ら記したMEMOを集めて24頁ブックレットも編んだ。それでいてバカみたいな低価格! どんなに不遜に聞こえようが、「これでどうだ!」と言いたいのだ。過去にではなく、いまとこれからやってくる音楽の未来とに。 2008年作品


Disc-1 cap
1.すい / New Residential Quarters
2.タナガーグムイ / Lua Cheia
3.時計 /渡辺勝
4.第五氷河期 / オクノ修
5.灯台守 / cookin'
6.おおきな闇 / 田中亜矢
7.yaru / kgk
8.墓標ひとつ / 黒川修司
9.to r/ umoretaEmd
10.昨日の森に / mui with Bhinneka Tunggal Ika 
11.新世界 / KIMPA
12.ナミヌ花花 / 喜納亜里抄
13.砂と既視感 / 関島岳郎
14.森の話 / 吉育
15.ビヨヨーン / マルチーズロック
16.燭台 / 青木隼人
17.A Wild Horse / 三村京子BAND
18.家路 / 川下直広 con y EL DUENDE
19. にど寝 / NID-NEI with かおり 

Disc-2 groove
1.出草 / 飛魚雲豹音楽工団 歌/雲力思
2.Led / 向島ゆり子×久下惠生
3.AKATZ / サム&チャピ
4.ニュートレド featuring 関島岳郎
5.じーちゃんの唄 / 薄花葉っぱ
6.日曜 / 水谷康久
7.うたううたうたい / 大工哲弘 with Aurasian Groove
8.やぐらの上で / 勢理客オーケストラ
9.太田の空 / 中尾勘二
10.当世平和節 / 岡大介 with すかんぽ楽団
11.茄子のへた / ふいご
12.DAAT / 臼井康浩
13.朝の歌 / Iyuna 桜沢有理
14.FLUTTER BLUES #10(咆哮と彷徨の日々) / 大原裕
15.旅の疲れ / low fish
16.下千鳥 / 大城美佐子 

制作・神谷一義&上地一也 制作補・吉田悠樹
ジャケット画・中林久和&デザイン・青木隼人
ライナーノート・神谷一義&各演奏者全曲コメント付



[試聴]
Disc-1-9.tor / umoretaEmd :




AUR-12 Our Aurasian Things! / VA [2CD]

メーカー:off note / Aurasia
型番:AUR-12
JANコード: 4571258156123
価格:

2,200円 (税抜 2,000円)

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■ 商品説明

オフノート初のコンピレーション。参加者は東京・名古屋・京都・大阪・沖縄・台湾と広範囲におよび、20代から70代までの三世代が同居。内容も唄モノありインストありさまざま。多くは新録音だが、その中に未発表音源や超レア音源、先に逝った人の記録が混じっていたり…。「いま」を基点に時制を自由に飛越しながら描き出そうするぼくたちの音楽響和国。気鋭の音楽家たちが描き出した35の音楽未来図。

■ 商品仕様

製品名Our Aurasian Things! / VA
型番AUR-12
JANコード 4571258156123
メーカーoff note / Aurasia
製造年2008年


 夢見るちから 『Our Aurasian Things ! / VA』のこと

 本誌をお読みになっているほとんどの方々は、筆者の名前、肩書をご覧になって、カミヤカズヨシ WHO? オフノート WHAT?と首を傾げているのではないか。オフノートは音楽専門のインディレーベル。脱ジャンルを志向して1994年にスタートした。ぼくはレーベルの主宰者だ(尤も目下スタッフはたったの一名なのだが)。設立より十八年、「歌は世に連れ、世は歌に連れ」、巷に流れるヒット曲とはまったく無縁に、オノレの感性にただひらすら随って「音の力」を追求してきた。と言えば聞こえはいいが、要は時流に逆らって手前勝手に生きる、正真正銘、折り紙付きの莫迦、ということ。けれども、浮き世にはいろんな風が吹いてるようで。どうゆう風の吹きまわしか、本誌「TRASH-UP!!」に連載記事文をしたためさせていただく成りゆきに。編集長&編集部の酔狂、いや、ご厚情に感謝しながら、格調高き誌面を汚さぬよう精一杯相務めさせていただきます。とざい東西。 …とご挨拶の枕をふって・以下本題。

 『Our Aurasian Things!/VA』。音楽制作に携わって18年あまり。本作はぼくが制作に関わった初のコンピレーションアルバムだ。本アルバムでは思い切ってここ数年の間に知り合った若手音楽家たちを起用した。また、オフノートゆかりの中堅&ヴェテランたちが要所要所しっかりと締めてくれた。ぼくにとっての初コンピは図らずも七十代から二十代までの三世代が同居するかたちとはなった。各々の活動拠点も東京・名古屋・京都・大阪・九州・沖縄と広範囲におよぶ。この布陣こそ、この何年間かの「オフノート」というレーベルの十五年間の歩みを無言のうちに物語っている。ぼくたちはCDという銀盤のなかにそれぞれの夢を象ったモノガタリを収めることができたとおもう。
 ぼく自身、これまでのコンピ盤によくみられた、ありきたりなショーケース/カタログ的な音楽の扱い方には大きな疑問をもっていた。だが、今回の企画はコンピレーションアルバムという態様でしか、けしてあらわすことができなかっったとおもっている。それは音楽を場所と時間を越えて「繋いでゆくこと」の重要性を日増しに痛感していたからにほかならない。マスメディアが十年一日、否、百年一日のごとく流布してきた世代/ジャンルという人間(そこから生まれる身体表現)を寸断する手法に拮抗し、人間相互の信頼関係を速やかに回復すること。将来にわたって、わたしたち自らの手でなさなければならない、新しい人間と音楽のネットワークを実現する・その新たな作風を創造するために。
 この数年間、ぼくには数多くの重要な出遇いがあった。とくに多くの若い音楽家たちと知己を得たこと。ぼくにとって、かれらとの出遇いはなににも代え難い大きな心の財産となった。オフノート発足以来、早十五年、二十歳以上も齢の離れたかれらと共働できることは、なによりの歓びであった。九〇年代、束の間のバブル景気も経験していないかれらは音楽産業にも社会機構にも大きな幻想を抱くことなく、オノレの往くべき道をただひたすら歩きつづけている…。そんなひたむきな姿に心衝たれたのだ。ぼくはかれらとの共働を心に誓った。若さゆえの経験不足からくる力量不足の観は否めない。だがかれらはきっとぼくたちのバトンを受け継ぎ、さらにふかく、音楽を一人びとりの胸奥にとどけてくれるはずだ。そして、点と点を結び、さらに線を面へと拡大する闘争をしたたかに戦ってくれるだろう。そして、これまでぼくたちが大事に培ってきた音の合力・音楽をさらにとおい未来へと運んでくれるにちがいない。ぼくははそのことを確信している。いま・かれらをして自由に歩かしめよ、そう祈るのみ。
 いまも音楽制作の現場に居て、最近とみにおもうことは、時を重ね、日を追う毎に「音楽の力」が衰えていっているのではないか、ということだ。ぼくには昨今の音楽が痩せ細って小さく、みすぼらしく見えてならない。音楽のなかに住居していた「瞬間の王」は去り、一体、何処に行ってしまったのか。音楽が湧き出る創造の泉は枯渇してしまったのか、ずっとずっと、そんなことを想いつづけている。
 「進むべき道が見つからないとき。むしろ、必要なものは夢」だと先人は教えてくれている。「がしかし、それは将来の夢ではなく、現在の夢なのだ」と注意深く。そう、いまぼくたちにもっとも必要なものは「夢見るちから」なのではないか。そして、愚行を敢えてする「狂」の精神。一人びとりの死にもの狂いの狂疾にしか、現在の閉塞状況を突破する手段を求めることはできないのかもしれない。
 いま・この季節に「音楽はなにができるのか」。を音楽に携わる者にとって、現在ほど、この問いを鋭く突きつけられているときはない。おそらく、この問いかけに背を向け、答えを出すことを回避したならば、ぼくたちは将来に大きな悔恨をのこすにちがいない。それだけではない、未来は惰弱なぼくたちの精神のありようを烈しく弾劾して止まないだろう。そして、音楽は、ぼくたちの夢は、もっともっと小さくなる萎んでしまうのだ、そうおもえてならない。「音楽はなにができるのか」もう一度、自らに問いかけてみる。そうだ、わかっている。たしかに、ぼくたちは微力、だ。だからと言って今日只今・突きつけられている現実に真っ向から挑まずに尻尾を振って退散するわけにはいかないのだ。ぼくは音楽制作者として、いまが正念場と思い定めている。 『Our Aurasian Things!』。このアルバムはぼくたちがしたためた音楽による未来記だ(まだ、スケッチだけど)。ここに綴った夢の象りをこの現世に描いてさらに彩ろう。そして音楽を未来へと繋いでいくのだ。もっとふかく夢見つづけよう。 2009.9 神谷一義(オフノート)

 (雑誌『TRASH UP!』より転載)

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