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on-62 HOMURA/原田依幸 崔善培 アルフレート・ハルト


混沌のなかの統一、全き自由の予兆としての。音による心象スケッチ。
迸る激情と激情がしのぎをけずってたちあらわれる幻の音楽響和国。
初回限定ボーナスDVD付 竹中英太郎:ジャケット画

2007年3月、原田依幸とわたしたちオフノートスタッフは韓国での小さな演奏旅行を行いました。その旅の途中で崔善培とアルフレート・ハルト、二人の偉大なミュージシャンと出会うことができたのです。このアルバムは、その“出会いの記録”です。ですから、本作で実現した音楽は「出逢いの音楽」とでもよぶべきものです。本作に収録されている音楽はいわゆる「即興音楽」とよばれるものですが、はじめて出逢った3人が紡ぎ出す音楽は絶えず激情を表出しながらも細部まで神経が行き届いていてまるで作曲された音楽のように聴こえるでしょう。耳を傾ければ傾けるほど滋味が湧いてくる、そんな魔法のような音楽になりました。本作はCDに音の記録を、DVDに韓国での演奏の模様を旅日記ふうに収録しました。
通俗的な言い方ですが、「1アイテムで2度美味しい」趣向とお受け取りの程を。

アルバム&各トラックタイトルは全て炎にちなんだものを付けました。
アルバムタイトルの“HOMURA”は日本語、炎を意味します。また、人間の内面に渦巻く激情をあらわす言葉でもあります。
“SEIKA”は空に浮かぶ小さな星のような一点の火のこと。中国の革命家、毛沢東の言葉に「遠くの星のように小さく見える火でも広野を焼き払うほど大きな火になる」というものがあります。
“NOROSHI”は昔、敵襲などの変事を早く知らせるために高く上げた煙や火のこと。
“KITSUNEBI”は狐の口から吐き出された火という伝説から生まれた言葉。冬から春先にかけての夜間、野原・山間などに多く見られる奇怪な青白火。
“ONIBI”は夜間、墓地や沼地などで青白く燃え上がる不気味な火。人骨などのリンが自然発火したもの。人魂(ひとだま)。表現こそちがえ、“ONBI”と“KITSUNEBI”は同じ意味です。
“UZUMIBI”は灰の中にうずめた炭火のこと。
炎はかたちあるものを焼き尽くす強い力を持っています。と同時に、周囲を照らす明かりの役目も有している。さらに人間一人一人の魂のなかにも炎は厳然と燃えてさかっているのではないでしょうか。内面に渦巻く、悩みや猜疑心、嫉妬の薪を灼き尽くす、そして未来を赤々と照らす明かりとして。わたしたちはわたしたちの音楽に託したかったことはこのことです。もし、音楽を聴くあなたがそれを感じていただけたら、無上の喜びです。
HOMURA。熱き魂の炎と炎が一つになることを願いながら。(本作ライナーより)

ジャケットを飾る画は、192〜30年代、夢野久作や江戸川乱歩等の挿絵を手掛け、夢幻を象ったあやかしの画風で一世風靡したまぼろしの画家、竹中英太郎の絵筆によるものです。2007年作品。


原田依幸 Yoriyuki Harada ピアノ
1948年島根県生まれ。1975年、梅津和時とニューヨークに乗り込み、ウィリアム・パーカーらロフト系ミュージシャンと競演。帰国後、伝説的なジャズオーケストラ「生活向上委員会大管弦楽団」結成。1980年、梅津とのデュオでドナウエッシンゲン音楽祭出演、大絶賛を博す。その後、富樫雅彦、アンドリュー・シリル、トリスタン・ホンジンガー等と競演。現在は小山彰太、望月英明、時岡秀雄を擁する自身のグループで演奏しつつ、全国に100名近い参加者をもつ「大怪物団」を構想中。

崔善培 Choi Sun Bae トランペット  
1943年韓国生まれ。1960年代に米軍基地内で演奏活動を開始。78年、姜泰煥 (カン・テーファン),金大煥(キム・デファン )と共にトリオを結成。フリージャズシーンのなかった韓国に一石を投じる。1985年、日本で演奏、その実力を国際的に知られるようになる。1988年、オリンピック国際ジャズフェスティバル 、仁川シンフォニー・オーケストラ等に参加。2002年、ドイツから韓国へ拠点を移したアルフレート・ハルト と共同作業開始。本年3月、原田依幸と出会い、親交を深める。70年から現在に至るまで韓国即興シーンを先導し続けている。

アルフレート・ハルト Alfred Harth サックス、クラリネット
ドイツ生まれ。1967年、即興グループ 「ジャスト・ミュージック 」を組織し、同時にパフォーマンス等、多ジャンルのアートに開放の場を提供する。70年代、現代音楽家、ハイナー・ゲッペルス とデュオを開始。その後、1980年にクリス・カトラー 、クリストフ・アンダースを加えた、伝説的アートロックバンド、カシーバーを結成。1986年、脱退。以降、世界中を飛びまわり、ジョン・ゾーン、ペーター・ブロッツマン. 、フレッド・フリス、大友良英等、様々なミュージシャンと精力的に共演。現在ソウル在住。


Disc1 [CD]  
1. 星火(Seika)
2. 狼火(Noroshi)
3. 狐火(Kitsunebi)
4. 鬼火(Onibi)
5. 埋火(Uzumibi)
6. 火群(Homura) 

Disc2. [DVD]
1. 火群 (碧)
2. 焔(緋)
3. 炎(紫) 


原田依幸 Piano 
崔善培(チェ・ソンベ) Trumpet 
アルフレート・ハルト tTenor sSax,Clarinet


[試聴]
3. 狐火(Kitsunebi)



on-62 HOMURA/原田依幸 崔善培 アルフレート・ハルト

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MEMO HOMURA 2018

天才・原田依幸との恊働はオフノート発足以来、「予納」されたものだったが、最初の10数年は断続的なものだっただろう。原田依幸の音楽の歩みとオフノートの活動がようやくシンクロして歩調を合わせることができるようになったのが2007年であり、本作(と同時発売の『マージナル』)はその嚆矢となった。いま振り返っても、2007年はめまぐるしい一年だった。異界のメッセンジャー・トリスタン・ホンジンガーとの再会。韓国の前衛音楽シーンを領導する二人の音楽家・崔善培、アルフレート・ハルトと出会った「3.1 独立記念日」。そして、「十月、黄昏の国から音楽の怪物達がやってくる!」、ヘンリー・グライムス(アメリカ)、ルイス・モホロ(南アフリカ)、トビアス・ディリアス(イギリス)、トリスタン・ホンジンガー(イタリア)、世界から超弩級のインプロヴァイザーたちを迎えて行われた『nter Improvisation Music Festival 2007 KAIBUTSU LIVES!』(東京・甲府・名古屋・京都・ソウル公演)。そう、変幻自在に転回し転回する原田依幸ピアノ永久運動と同期するようにわたしたちは行動したのである。このあとの原田依幸とわたしたちの恊働の軌跡は本作を含め4枚のアルバムに記録されたが、「KAIBUTSU LIVES!」の全容、ルイスモホロとのDUO等、未だに発表されていない「オフノート」も数多く存する。時機が熟せばきっと、これらの「オフノート」は丹念に埋められてゆくだろう。そして、原田依幸とわたしたちの恊働はさらにつづくのだ…。(2018.1.20)




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