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記忘記 note/off note 2023-01-27

Born to Run

昨夜の大工哲弘東京ライブ(小岩・こだま〕は3時間半に及んだという。四半世紀前か。ある酒席でその疲れ知らずの強靱なタフさを「まるでブルーススプリングスティーンみたい」と喩えると大工さんはいたく喜ばれて傍らの奥方に「苗子。メモっとけ」と指示されたことだった。齢70を超えて悠然と走り続ける底抜けの若さに学びたい。

記忘記 note/off note 2023-01-26

祭りのつづき

毎年恒例『琉球フェスティバル』継続断念の悲報。コロナ禍で消滅したイベントや事象は数知れず。昔の泉谷しげる作品に「地球はお祭りさわぎ」というのがあったが地球全体の持続は可能かふと不安になる。ことはコロナ禍に留まらぬ。私たち人類は今さまざまな局面で持続の内実を突きつけられ底力を試されているのか。

記忘記 note/off note 2023-01-25

遊びながら働く

「人間は遊びながら働く生きもの」。『鬼平犯科帳』長谷川平蔵の至言である。弛緩と集中。表現の領域はこの二つが同時に要請されるだろう。それとは別に齢を重ねるごとに好い加減と頑なの度合いを急激に深めてゆく自分がいる。ならば融通無碍な堅固というのは可能か。残り時間を遊びながら働いて試してみるか。

遊びながら働く。思えば音盤制作もまた遊びと仕事が分ち難き稼業だ。遊びの裡に表現の芽が萌え忍耐と苦行の末に悦びの花開く。だからこそ30年続けてこられたのだ。自分が歩いて来た道に悔いはないかと問われたらあると応える。が・苦楽がない混ざった時間の堆積・同時代と私の相渉の記録だけは誇れるか。後戻りはしない。

記忘記 note/off note 2023-01-24

懐しい響き

山本周五郎の短編に『あんちゃん』というのがあるだろう。34年前に亡くなった親父は長男の私をあんちゃんと呼んだ。昔の東京下町では年長者が総領息子や若iいものを・弟妹たちが兄をあんちゃんと呼んだものだ。主に職人世界で使われていたと思う。澤田隆治先生の助手だった若い友人も初対面の北野武さんにあんちゃんと呼ばれて喜んでたっけ。あんちゃん。今はそう呼ばれることも呼ぶこともないが耳に優しい懐しい呼称だ。言葉の響きに子供の頃に聞いた親父の声が蘇る。

記忘記 note/off note 2023-01-23

世界漂流へ

苦戦中の大工哲弘新作残り二曲を東京で録音することに。極めつけ「とぅばらーま」「与那国しょんかねー」二曲とも望郷を表出する唄だから東京録音はお誂え向きか。これまでの悪戦苦闘はこのためのお膳立てと考えよう。琉球弧と本土の往還を望郷を表出しながら世界漂流へと拡大する新時代の島唄創出を。

記忘記 note/off note 2023-01-22

大工哲弘さんより敗戦後八重山を襲った戦争マラリアの惨苦をつたえる「マラリア撲滅の唄」音源届く。七五の軍歌調だ。七五調の呂律はこの国の精神風土に見合って士気を鼓舞するもどこか悲愴感が漂う。もし誰か現行の世界的パンデミックのバラッドを歌うなら七五をはみ出した字余りでしか表現できないかとふと思う。

記忘記 note/off note 2023-01-21

今を呼吸する

かつては一回り上・ウッドストック世代の音楽体験を羨ましく思っていた。私たちの世代は十代でパンクの洗礼を浴び二〇代はニューウエーブと共に過ごした。転形期の音楽を発想の起点にし得たのは幸運だった。だが何を聴いてきたかじゃない。もっと大切なのは今を呼吸しているかだ。

記忘記 note/off note 2023-01-20

同時代の共有意識

『モーニングショー』玉川徹氏降板で観られなくなったが「10秒ストレッチ」コーナー」での大仰な身振りは番組の景物だった。するとそれまでコーナーに無反応だった石原良純・長嶋一茂両氏が俄然張り切りだした。不遇をかこつ同世代の友への無言のエールか。笑いながらも繋がっていることのたいせつさを思う。

六角精二さんがパーソナリティを務めるラジオ番組で大工哲弘「ハートランド」がお気に入りの一曲として紹介される。暮から正月にかけて篠田昌已・オクノ修関係の注文が増えているのもラジオのお蔭だ。思えばラジオの直接話法は秘密を打ち明けられているような特別な親密感がある。同時代の共有意識。

記忘記 note/off note 2023-01-19

人生100年時代の計

人生100年時代の到来という。もしそうならあと40年も生きられてその間もう一仕事できるだろう。が・そうは問屋が卸さぬ。健康寿命というのもある。いつまで丈夫でピンピンいられるか。所詮貧乏人は体が資本。我が身を労りつ眼前の宿題をひとつずやっつけていくだけか。先代三平の顰みに倣って。どなたも体だけはだいじにしてください。

記忘記 note/off note 2023-01-18

歌が聴こえてくる場所

BS番組でばんばひろふみさんが往年のヒット曲を懸命に歌う姿を観た。70代を迎えて高音が思うように出ず悪戦苦闘していた。そこに新作録音に苦戦中の大工哲弘さんの姿が重なる。だが大工さんに悲哀はない。老いの変化を楽しんでるかのように見える。苦しみつつなお・老いの中に新しい自分を見出す喜びがつたわってくる。

早川義夫『この世で一番キレイなもの』(1994年〕を久々に聴き直して涙する。気づけば早川義夫さんの復活とオフノートの出発は同時期だったか。早川義夫復活の奇蹟は私たちに歌は巧拙を超えた裸の魂の表出であり生命の迸りだということを思い出させてくれた。「歌は歌のないところから聴こえてくる」いまいちどその場所に立ち帰らねば。

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