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記忘記 note/off note 2023-06-06

ザッツ・チンドンショウ

FBに投稿されたちんどん通信社林幸治郎・小林信之介・ジャージ川口さん舞台画像に往年の宮川左近ショウの影が過ぎる。浪曲ショウならぬチンドンショウ。こんなことができるのはこの3人ならでは。40年ちかく往来に佇ち続けて磨きに磨いて身につけた軽妙で洒脱な挙措がいやまして輝くとき。実演が観たい。

記忘記 note/off note 2023-06-05

 Aの先の一手

藤井聡太さん七冠達成の話題で同世代の若者たちが一様に彼のAIとの付き合い巧者ぶりを羨望するのは興味深い。将来AIに仕事を奪われる不安からの解放の契機を見ているのか。AIと相対して数手先を読まねばならぬ世代の苦闘は想像に余るが他者との邂逅と対話の中にいつでも生き抜くヒントはあるだろう。

記忘記 note/off note 2023-06-04

戯画・家族の肖像

総理長男・公邸私物化による秘書官更迭は自民唱える家族主義の頽廃を如実に反映している。個の自由を圧殺して家族を国家に滅私奉公する最小単位にしたい思惑の楽屋裏がこれか。そもそも無原則な世襲制が政治に巣食い民主主義の根幹を腐らせてきた元凶。風通し悪ければ家朽ちる。その前にシロアリ駆除。

記忘記 note/off note 2023-06-03

台風2号の爪痕

台風2号は各地に甚大な被害の爪痕を残したようだ。わが地域も近隣河川が氾濫し一時は警戒レベル3まで引き上げられたがなんとか被害は免れたか。河川が氾濫するたび河と海と陸と空に境界なく地球が丸いことを思い知らされる。あらゆる分断を超克する人間相互のネットワーク構築なくして自然との調和は難い。

記忘記 note/off note 2023-06-02

岐路に佇つ心構え

コロナ禍のおよそ3年間は19世紀末・20世紀初頭の西欧古典音楽をよく聴いた。そこに世紀末の甘やかな頽廃と新世紀の鼓動が同時に脈搏ち戦争と革命の爪痕がくっきりと刻印されているから。同じ理由で同時代の世界文学を再読しようかと思う。今なお朧ろな「戦争と平和」岐路に佇つ心構えを先人たちに尋ねるために。

記忘記 note/off note 2023-06-01

自由な魂たちの砦

ロマンロラン長編小説『ジャンクリストフ』は19〜20世紀初頭の西欧社会を生き生きと活写して交響楽を聴く感動がある。「あらゆる国の苦悩・闘争に打ち克つ自由な魂たち」に捧げた一大叙事詩は転形期の諸相を如実に物語る。ならば自由な魂たちがあらゆる国境・境界線を超えて地球規模で連帯する同時代の挑戦と応戦の軌跡を今。

記忘記 note/off note 2023-05-31

言葉の中の音楽

文章家が音楽に影響されることは珍しくない。山本周五郎はラヴェルを愛し竹中労・平岡正明はジャズとりわけパーカーを好んだ。言葉は音楽に励起されて疾走し跳躍し・歩き佇み・飛翔する。生きた言葉は絶えず音楽を求める。そこに生の躍動と官能があるから。言葉に備う本源的リズムを取り戻すために。

記忘記 note/off note 2023-05-30

原色の記憶

ふと林幸治郎さんを思い出す。楽器一つ身ひとつで往来に立ち続けるチンドン稼業は遊芸稼ぎ人の末裔。フラメンコの足捌きが地霊を烈しく喚び覚ますようにチンドンも足の裏で都市に蟠る古層を浮かび上がらせる。日々漂白され脱色されゆく風景の中で原色の群体は一層鮮やかだ。今日はどの街を歩くのか。

ジョニーホッジスのアルトを聴きながら竹中労さんを偲ぶ。平岡正明さんはジョニーホッジスの奏法に竹中さんの文体を重ねていただろう。生々しさを湛えながら時に烈しくときに切々と情操に訴えかける語り口は確かに似ている。もっと話を聞かせてよ。本日5月30日(ゴサンマル)・竹中労93回目の誕生日。

記忘記 note/off note 2023-05-29

帰ってきたジョニー

ジョニーグリフィンが聴きたくなってジョニーホッジスを注文してしまった。この手の勘違いは時折起こる。ジョニーホッジスは20代の頃よく聴いたが暫くご無沙汰。まぁ普段意識が届かぬ痒いところを偶然掻けたのならこんな再会も悪くないか。これがジョニー大倉だとさらに懐かしいがちと会話に困るかな。

記忘記 note/off note 2023-05-28

流れるままに

昨年逝去された作曲家普久原恒勇先生が琉球民俗楽器ばかりで編成したオーケストラに指揮者は不在だったが一糸乱れぬ見事な調和を奏でた。メンバー間に普久原恒勇志向する「千年音楽」のヴィジョンがしたたかに共有されてなせる業。音の絆あれば個別の生死を乗り越えて音楽は万年の涯まで流れゆこう。

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