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記忘記 note/off note 2025-02- 09

あらたな物語の時期桃李

「AIによるあらたな物語が始まる」孫正義さんは語っていたが物語の契機は行間と紙背に息づく。行間に詰まっているのはたったいまこの瞬間も身体・生命にふりつもる記憶の堆積であり無意識の集合織りなす同時性のドラマ。AIが行間読まぬかぎり厖大な註釈がふけあがるだけか。いよいよ人間力が試される時機到来。

記忘記 note/off note 2025-02- 08

いまを輝かす表現

ひさびさにソニーロリンズ『橋』聴きつ溜め息。海の向こうから息詰まる名盤が毎月ドサッと届いた時代がたしかにあったのだなぁ。それも個別演者のドラマ伴って。私の乏しい音楽体験でもパンク/ニューウェーブ全盛期は聴くべき問題作が毎月目白押しだった。時代のせいにばかりできぬ。いまを輝かす表現肝に銘じよう。

記忘記 note/off note 2025-02- 07

記憶の重奏

図書館で借りた 『アルケミィ-ダイアー・ストレイツ・ライヴ』〔84年〕に聴き呆ける。この頃何聴いてたっけ?そうか。音頭に夢中だった。40年ぶりのマークノップラーのサウンドに三音家小浅丸師ギター重なるのは極私的に過ぎるにしても過去の記憶の重奏が重層的に響くのはわるくない。この響きを未来に活かせたらな。

記忘記 note/off note 2025-02- 06

同時代の夢

今後の新録企画に少年少女合唱採用したいと念うも零細インデジーズにはあまり相応しくないか。そもそも大手レコード会社に専属の少年少女合唱団が未だに存在するのだろうか。音楽制作が年年日日困難極める現在だからこそ世代超えて唄・詞を共有し豊穣に夢見たい。同時代のものがたり交響共々に。

記忘記 note/off note 2025-02- 05

周縁から滲み出す声

単なる思いつきだが古藤忠充さん70の唄声に子供たちの声合わせてみてはどうか。高田渡・加川良さんらかつての名作でも少年合唱団が起用されいい仕事をしていたがいまならさらに別の効果期待できよう。ウィーン少年合唱団のような洗練された歌声ではなく野趣に溢れた童子らの声。民俗の周縁から滲み出す声を。

記忘記 note/off note 2025-02- 04

梅津和時さんの音

梅津和時さんアルトソロ聴いてもっとも感動したのは音の深みだ。原田依幸さんは篠田昌已さんの音色を「無垢」と評したけれど梅津さんの音は世俗に塗れてなお透き通ろうとする遊芸稼人の意志と血の通った人間臭がしたたかに滲む。越境繰り返して研ぎ澄まされ凝縮された分厚い音塊はわれらが同時代の結晶か。

記忘記 note/off note 2025-02- 03

音の贈りもの

『おこぼれ音楽祭2024』後半2回分音源届く。最終日梅津和時さんアルトソロにあらためて烈しく衝迫される。「音は宙宇に放たれた瞬間消えて再びとらえることができない」か。音に込めた魂魄は聴くものの生命深く吸い込まれて生き続けると信ずる。30年分の音の贈りもの。勇気をもらった。感謝は尽きぬ。

記忘記 note/off note 2025-02- 02

浪花節の煽情力

図書館で借りた『三波春夫長編歌謡浪曲』堪能。オーケストラと一体になった巧者三波の節・台詞回しに眠った情操叩き起こされのべつまくなし煽動される被虐の快感よ。雲右衛門以来庶民草莽のナショナリズム増幅してきた浪花節の煽情力をインターナショナリズムの回路にどう繋ぐかが同時代音楽の課題か。

記忘記 note/off note 2025-02- 01

唄結び

「秋田民謡はどうだった?」年末開催した恒例『秋田民謡バラエティ』について大工哲弘さんに尋ねられる。「毎回注目している」という。八重山謡と秋田唄っこの共演はまだないか。共演にあたっては共通点探す必要はないだろう。唄を在処に運んだのが人間ならあらゆる障害乗り越えてきっと魂に届くはず。

記忘記 note/off note 2025-01- 31

唄で橋架けること

 「今年はジンタ新作に挑戦したいね」受話器の向こうで大工哲弘さん。ん?つい先日『蓬莱行』続篇作りたい旨聞いたばかりだが。いまも唄への情熱が横溢しているのはすばらしい。『蓬莱行』からも『ジンタ』シリーズからもすでに20年か。よし。このふたつに橋架けて分断の世界を唄で繋ぐ作業開始しよう。

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