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記忘記 note/off note 2020-01-20


日々の泡

朝起きて階下へ降りると、テレビ画面には田崎史郎の大写し(おお、キモッ)。それにしてもこの男は酷い(いまさらだが)。「政治ジャーナリスト」の看板掲げて、内実は「自民党ウォッチャー」をとっくに通り越して「アベ内閣スポークスマン(代理人)」丸出しではないか。政権の「醜聞」が報じられるたびに「解説」と称する詐欺まがいのウソ八百・三百代言を並べて真相を糊塗する、これでどうして報道の公平性を担保できよう。このようななりふりかまわぬ、どぶどろの権力意志の馬脚も露な「御用評論屋」を重宝がり、公共の電波をやたらと浪費して粗悪なデマを垂れ流すこと自体「偏向報道」なのではないか。すわ、マスコミもグルかと疑いたくなるぞ(これ以上、疑われたくなければ即刻この男の出演を打ち切るべし)。目撃された方もきっと多いだろう、今朝もこの政治的下等物件は醜聞つづきの現政権をなりふりかまわず庇って、角谷浩一氏(政治ジャーナリスト)に罵倒され、玉川徹氏(コメンテーター/ディレクター)に嘲弄され、ついには羽鳥慎一氏(キャスタ-)はじめスタジオにいた出演者全員の失笑を買っていたけれども、物笑いのタネになるなんざ厚顔無恥なこの男にとって痛くも痒くもないことで、百も承知・二百も合点なのだ。むろん、ピエロは擬態である。テレビというカラクリ箱のなかで「政治スキャンダル」を道化師か手品師(はたまたペテン師?)よろしく「笑い」(娯楽)に変えてみせれば大衆は溜飲を下げるだろう。それに、その場かぎりの笑いや娯楽にしちまえばそのうちキレイさっぱり忘れてもらえるしね(適度にガス抜きゃフーセン萎むって寸法。大衆、完全になめられてるんだわ)。「能あるタカ」に倣って能ないタカもツメを隠す、醜悪な権力意志を匿しながら体制支配を貫徹する宣伝工作にはピエロの衣裳が打ってつけ、恰好の仮装と云うべきだろうな。いま、転型期中国を凝視しつづけた魯迅の醒めた視線を思い出す。「中国の大衆は永久に芝居の観客です。犠牲が登場する、それが悲壮にみえれば、かれらは非劇を見たわけだし、滑稽にみえたなら喜劇を見たわけであります」「このような大衆に対しては、かれらの見る芝居をなくしてしまうより方法がない。そのほうが、かえってかれらの救済になります」(ノラは家を出てどうなったか)。ヨソの国の話だろうって? この国の話さ。そうおもえないなら君と話をしない。 2020.1.20

※毎度のことながら文章と画像(拾いもの)がまったく無関係でスミマセン。

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