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記忘記 note/off note 2021-10-24


はやくてやわらかいもの

政治がその国の民意を作るのか・政治は民意の反映かの議論はニワトリの起源を争うくらい不毛だろう。ポピュリズム・同調を迫る空気の強制力が政治と大衆の合作だとすれば虚妄の囲い内・無物の陣中にオルタナティヴ「異見」の石火矢を絶えず投げ続けねばならぬ。唄・音の合力による異議申し立てこそを。

大工哲弘さんは万感を込めて語る「自分の作品中『ウチナージンタ』『大工哲弘』は格別。特にジンタはオキナワを越え遥か遠くまで自分と唄とを連れ出してたくさんの人と出会わせてくれた」。まさに然り。ジンタは祖たちの声と同時代音楽の合作。この閉塞する時代に今一度ジンタの自由な風を吹かせたい。

BS歌番組で『夫婦春秋』を三山ひろし歌唱で聴く。往年の村田英雄の気っ風のいい歌いっぷりの足元にもおよばぬが懐かしい旋律に「昭和」の記憶が温もりや色彩や匂いを伴って蘇る。無味無臭の現在に夫婦相和す封建制の残滓がやけに眩しい。かつて大衆は封建制を鏡にして自らの姿を映し生き死んでいったのか。うん。擬製の民主主義のこのご時世に気持ちよく封建てのもいいもんだ。

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