記忘記 note/off note 2024-04-19
新たな物語交響の創出を
私が接した河内音頭実演では長編音頭劇『大和川哀歌』の印象が40年経た現在も一層鮮烈だ。江戸期の大和川川替工事にまつわる若い男女の悲劇を我が同世代の音頭取りたちが熱く語り継ぐ集団創唱の一体感は圧巻だった。河内在住の郷土民話研究家・土田杏乎さん筆によるこの物語は現在五月家のお家芸として語り継がれている。音頭共同体の先駆的試行から今再び出立しよう。河内一円新旧音頭共鳴する同時代の物語交響創出目指して。
2024-04-20 21:55