記忘記 note/off note 2019-07-14
『八重山歌謡全集』再版のためのおねがい
CD10枚組ボックスセット『八重山歌謡全集 / 大工哲弘』（Disc Akabana / ASCD-2012）は大工哲弘が唄者生命を賭けて挑んだライフワークともいうべき畢生の大作だ。八重山諸島につたわる主要な謡を全177曲！収録した本作は、八重山謡を志す方々にとって必須のアイテムであり、未来永劫に亘って〝謡の道〟を照らす道標でありつづけるにちがいない。と言いながら、本作が〝品切れ〟状態になってそろそろ一年が経過する。ネット通販やライブ会場で〝再版〟の予定をよく尋ねられる（昨晩も一件）も、〝背に腹は代えられず〟なかなか実行に移せずに心苦しくおもっている。たしか、当初は再版予定を〝年明け〟とおつたえしていたが、それが〝春〟となり、やがて〝夏〟に変わり、いまは〝秋〟にはなんとか…。莫迦は〝CDが売れない〟窮状にただ切歯扼腕して日々呻吟するのみ。昨今、八重山謡の発する底なしの魅力に惹かれ、唄三絃を志す人は加速度的に増えている。本作制作に携わった一人として、そんな八重山謡の研鑽を志す初心・新来者の方々にこそ本作を届けたいとねがう。なんとしてでもこの現状を打開せねば！とあらためて決意する次第。近々、最終的なゴール（発売日）を決めて、皆様のご予約を募りたいとおもいます。ご購入希望の方は奮ってお申し込みくださいますよう。八重山謡、祖たちが遺してくれた心の財産を現在と未来に運用するためのご助力を。どうぞよろしくお願い申し上げます。2019.8.14
2019-07-14 08:51
